各部位へのアプローチ方法
四十肩・五十肩
【四十肩・五十肩】は肩こりが酷くなって痛みが現れる状態と思われがちですが、肩こりと四十肩・五十肩は、まったく別物です。40代以降に発症することが多く、正しくは【肩関節周囲炎】といいます。
慢性の肩こりと四十肩・五十肩の違いは、肩こりは、主に筋肉疲労によって引き起こされる状態なので、肩こりが酷くなりコリの痛みとして感じることはあっても、肩を自由に動かすことができます。一方、これに対して四十肩・五十肩は、肩関節の周囲で起こる炎症が原因のなので、肩の痛みにともない、肩の動きが制限され腕を上げる事ができなくなります。
このツラい 四十肩・五十肩の原因は、加齢による肩関節の軟部組織の特に肩峰下関節の構成体の損傷や、組織の編成が原因として考えられ、腕が上がらなくなる原因も様々で、肩関節周囲炎・肩板損傷や断裂・上腕二頭筋長頭腱の断裂や炎症・肩関節の使いすぎによる肩の障害・肩関節の変性などがあげられます。
多くの場合、毎日の力仕事などで、肩関節への負担が長期にわたって蓄積さた場合。姿勢によるもので、あまり運動をしないや、仕事でパソコンを長時間操作している,スマホを操作する時間が増えたなど、生活習慣が原因の場合。腕を急激にひねってしまって、肩関節に何らかの衝撃を与えた場合。などがあります。状態としては
・朝起きて肩が固まったようになり痛い。
・肩がある程度の角度からあがらない。
・夜間ゆっくり眠りたいのに肩の痛みで何度も起きる。
・Tシャツなどの脱ぎ着が激痛でツラい。
・肩の痛みが強くて家事を何もしたくない、やる気がでない。
などです。
当整体院はこの【四十肩・五十肩】に特に力を入れています。この四十肩・五十肩に、なぜなってしまったのか、なぜ肩に負担がかかるのか?をみて、お客様に現在の肩の状態を詳しく聞き、もみほぐしや整体,ストレッチなどで施術し、施術後 お客様自身で家でやっていただきたい簡単な体操やセルフストレッチを説明しながら私と一緒に練習して、施術を終わるという流れになります。その後、だいたい週1回程度での来店をお願いしています。
大抵の場合は1度目から可動域の変化など、改善がみられます。5、6回目くらいまでの来店で、かなり肩周辺の痛みが改善され、肩が上がるように、スムーズに動かせるようになるのを感じられると思います。(完全に元の肩の状態に戻るには、まだそんなに四十肩,五十肩が進んでいない方でも、最低3カ月~6カ月はかかります。)
どこに行っても改善しない四十肩・五十肩でお悩みの方、ぜひ一度 当整体院にお越しださいませ。
頭痛・首のコリ
頭痛は主に【偏頭痛】【緊張性頭痛】【群発性頭痛】この3つのタイプに分けられます。
【偏頭痛】は、1人ひとり それぞれ多少差はありますが、月に1回から数回起こり、その痛みが1日中続いたりします。典型的な偏頭痛は、頭の片側で脈打つように痛みの頭痛を繰り返します。そして、吐き気、光や音、臭いなどに敏感になるなどと同時に頭痛をともなうのが特徴です。また、日常生活動作で痛みが増すため、頭痛時は明かりを落とした部屋でじっとしていたいという方が多くいます。人によって前触れがあり、目の前が眩しくチカチカしたり、ギザギザ模様の線が徐々に視界に現れたりすることもあります。
【緊張性頭痛】は、頭の両側が締め付けられるような頭痛が数十分~数日間ダラダラと続く頭痛です。ストレス頭痛とも呼ばれ、精神的・身体的ストレスが原因となる場合がほとんどで、緊張,不安,うつ,運動不足、長い間のうつむき姿勢、あるいは口・顎部(あご)の機能異常が緊張型頭痛の発症に深く関係してると言われています。この頭痛がある方はストレートネックになっている可能性が高く、偏頭痛のように前兆や悪心・嘔吐等は無く、動いても酷くなりません。
【群発性頭痛】は、眼の周辺から側頭部にかけて短時間での突き刺すような激しい痛みが起こります。数週~数ヶ月の群発期間中、毎日出現する頭痛で、夜間・睡眠時などの決まった時間に頭痛が起こりやすいのが特徴です。目の後ろを通っている内頸動脈が拡張して炎症を引き起こすため、目の奥が痛むことが多いです。こちらの頭痛の場合は一度、頭痛専門の病院に行かれるのを強くおすすめします。
当整体院では【偏頭痛】【筋緊張性頭痛】の改善を得意としてます。この頭痛の場合、頚椎(首の骨)や胸椎(背骨)上部の歪みやズレ、可動域の減少が原因となることが多く、頭部の重心が前方に移動し、特に下部頚椎(首の骨)の可動域が悪くなることで、後頭部から首・肩の筋肉の緊張が高まり頭痛が起こりやすくなっています。酷いと、肩こりが繰り返すや治らない、首が回らない、なんてこともあります。上記でも述べた 一般的に、 “ストレートネック” と言われている状態で、猫背で顎(あご)が突き出している姿勢の方が多いです。
当整体院の施術は、この頚椎(首の骨)の可動域を正常な状態にもっていき頭部の重心を正しい状態に戻して、首から肩甲骨きわ付近に付着している深層筋を、当整体院の強みでもある自慢の〝深押し,深揉み〟で深層筋を十分に緩め、ストレートネックの姿勢を矯正する事により、首から頭に通っている血液の循環が良くなるので頭痛・首コリ、首が回らないを改善します。
腰痛
腰が痛くて整形外科に行くと、レントゲンやMRIを撮った後【変形性腰椎症】【腰部椎間板症】【腰椎椎間板ヘルニア】【腰部脊椎分離症・すべり症】【腰部脊柱管狭窄症】【梨状筋症候群】などと診断され湿布を貰い、しばらくリハビリに通ってください。と言われると思います。
これらのいわゆる腰痛には、様々な原因があり、手術が必要な場合も実際あるのですが、私の経験上、8割程の腰痛が手術に頼らず、当整体院のような徒手療法や運動療法で改善すると個人的には思っています。
手術に頼らず改善できる腰痛は大きく分けると、通称『ぎっくり腰』と言われている、腰部の筋肉や関節部に力が加わって起きる【急性腰痛】と、腰や背中,臀部(お尻)に重だるさを感じ、腰が常に痛い【慢性腰痛】があります。
急性腰痛は、重い物を持ち上げるときなどにストレスがかかり、一度の外からの力で、筋肉や靭帯などを損傷してしまい、一般的に言う『ぎっくり腰』腰の捻挫(ねんざ)がこれにあたります。また、椎間板内部の髄核が動いて痛みが出ることもあります。この場合は状態にもよりますが、腰痛ベルトをして腰の捻挫(ねんざ)による炎症がおさまるまで、1週間位は安静にするのをおすすめします。
慢性腰痛では、運動や立ち仕事などの負担疲労により下肢の筋肉が過緊張を起こし、骨盤などに付着している筋肉が縮み、その筋肉が骨盤や腰椎骨を引っ張ってズレを発生させ、それが様々な腰の痛みになっている可能性が高く、股関節周辺の筋肉に原因があることも多いです。これらのいわゆる腰痛は、両者共に、腰の筋回復を遅らせる要因として腰椎や胸椎、骨盤ズレや歪み、可動性の低下などが考えらます。
当整体院では何が原因かをみて、筋回復の妨げとなっている腰部周辺の筋緊張を取り除くため、腰や背中、腹部、臀部(お尻)、股関節周りの深層部にある筋繊維にまで、当整体院の強みでもある“深押し,深揉み”で深層筋にアプローチし、骨格・骨盤の矯正で、骨盤などのズレを正常な位置に戻し、腰の腰周辺の筋緊張をとり自身の筋回復を助け、腰痛を改善させます。
そして、施術終わりには腰椎や骨盤の歪みなどの原因は、上記で説明した通り、腰部以外の腹筋や臀部(お尻)、股関節周りの筋緊張や筋力低下に依存することが多く、場合によっては、背部や下肢の筋力までにも関係する事があるため、例えその日に腰が正常な状態に戻ったとしても、それを維持できなければ痛みは再発するので、腹筋や臀部(お尻)、腰部周辺の筋力強化やストレッチなどを指導して、腰痛再発の防止までサポートさせていただきます。
肩こり
私たち日本人の肩こりの80%はストレスなどから来る緊張が原因で、肩の筋肉が固く縮んで、または肩の筋肉が延びきったまま固まることにより起こる、肩こりだと言われてます。肩周りの状態として考えられるのが、頚椎(首の骨)の変形ズレ、可動域の減少、筋肉や軟部組織の血行不良などです。
当整体院の施術は、筋繊維に沿って肩こりの原因となっている首の付け根や、肩甲骨きわの深層部の筋肉などに、当整体院の強みでもある、自慢の“深押し,深揉み”で、じっくり持続圧をかけ、筋肉の過緊張をとった後に骨格を矯正して、肩こりの原因となっている筋肉を緩めていきます。また、肩関節と近接する関節は肩こり改善にとても重要なので、肩甲骨部や上腕部も入念にストレッチを行います。
その結果、筋肉が固く縮まる事により、または深層部の筋肉が引っ張って、歪みズレていた頚椎(首の骨)や肩甲骨などが、元の正しい位置に戻り血行も良くなるので、固くなった筋肉中に酸素と栄養が行き渡り、酸素と栄養を貰った筋肉は緩んで楽になり、ツラかった肩こりが改善されます。
上記にも少し説明しましたが、特に しつこい繰り返す肩こりは、肩周りの筋肉よりも、頚部(首)にほとんどの原因がある可能性もありますので、場合によっては肩こりであっても、頚部(首)からアプローチし施術させていただくこともあります。(この頚椎(首)が原因での肩こりは「頭痛・首のコリ」のセクションでも、もう少し詳しく説明しています。)
脚・膝
人は立っている状態で、およそ体重の3倍の重さが股関節にかかり、負担になっていると言います。O脚X脚だと負担がさらに大きくなり、そのまま生活を送っていると、膝が変形してしまいます。これが一般的に言う【変形性膝関節症】です。酷くなると、膝関節の軟骨が飛び出したり割れたりして、炎症を起こして膝に水がたまり、歩けないほどの痛みになる事もあります。
また、股関節には重要なリンパ節が通っていて、O脚X脚になるとそのリンパの流れや血の巡りを妨げてしまいます。リンパの流れの悪化は、冷え性や脚のむくみ、脚の重み,ダルさなど、更には女性の大敵「セルライト」の原因なんかにもなってしまうのです。
当整体院では、膝の痛みや不調に対して、膝関節に直接アプローチするのではなく、なぜ、O脚X脚になったのか、どうして、膝に負担がくるのかを考え、その原因にアプローチして、膝の負担を減らし股関節、膝関節の痛み、脚のむくみ,重ダルさ、女性の大敵「セルライト」までもしっかり改善していきます。
特に膝の痛みや股関節の痛みは、加齢とともに筋力が低下している、骨盤周りの臀部(お尻)の筋肉が深く関わっているので、当整体院の強みでもある、自慢の(深押し,深揉み)により、臀部(お尻)の筋肉をしっかりともみほぐした後、股関節や骨盤周囲の可動域をだす為に、鼠径部(股関節の付け根辺り)も、しっかりもみほぐし緩めます。
また 定期的な来店で、膝の痛みが軽減されたら、プ-ルでのウォーキングやストレッチ、筋トレなどを提案していきます。(骨盤の歪みや歩き方などの問題からO脚X脚になっているお客様もおられます。この場合はインソール(靴の中敷き)による矯正が効果か的だったりもするので、こちらをおすすめする事もあります。このインソールについては「骨盤矯正とオーダーメイドインソール」のセクションで詳しく説明しています。)